ステンドグラスの仕上げにパティーナ処理をする場合が多いと思います。
パティーナは色々な種類がありますね。
コンフィアンスで扱っているパティーナを実際に使ってみました。
ブラックパティーナ2種
ブラックパティーナ
「ハンダ部分を黒くする」とカタログでは説明されています。
白い紙に置いて真上から |
斜めから |
ブラックパティーナEX
「定着性が高いブラックパティーナ」と説明されています。
白い紙に置いて真上から |
斜めから |
私はEX(2つめ)の方がより黒くなるような気がしてこちらを使ってますが
あまり色に違いはないように思われます。
定着は良いような気はします。
アンティーク・カッパー3種
アンティークゴールド
「アンティーク調のゴールド色に染める」と説明されてます。
白い紙に置いて真上から |
斜めから |
アンティックパティーナ
「ハンダ部分を黒っぽい銅色に染める」と説明されています。
白い紙に置いて真上から |
斜めから |
カッパーパティーナ
「ハンダ部分を明るい銅色に染める」と説明されています。
白い紙に置いて真上から |
斜めから |
今回ハンダをした翌日に、パティーナをタオルにしみ込ませてハンダ部分に塗りました。
艶出しと防錆としてポリワックスをタオルに付けて塗っています。
ポリワックスはパティーナ処理後すぐにハンダ部分に塗り、
ガラスクリーナーで軽く拭いてから2時間後くらいにまた膜がでてきますので、
またガラスクリーナーで拭いてからもう1度ポリワックスを塗ってます。
(使い方は商品の裏に書いてあります。)
パティーナ処理後の色は、色付け方法や環境によって多少の誤差はあると思います。
今回の色は、ご参考までにしていただければと思います。
私は、かれこれ25年以上ステンドグラスの制作をしておりますが
ブラックパティーナEXしか使ったことがありませんでした。
他の方の作品をみて、「アンティックパティーナ使ってるんだなぁ」と思ったりはしてましたが
アンティックパティーナ2種とカッパーパティーナの色の違いは正確には分かっていませんでした。
結構な違いがあるんですね。
作品によって使い分けると、幅が広がりますね。
松島 忠一
2月 11, 2020 at 9:29 am
参考になりました。ありがとうございます。
和泉久子
2月 14, 2020 at 4:52 pm
コメントありがとうございます。
参考にしていただけると嬉しいです。