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ステンドグラスハンダ部分のパティーナ仕上げの色の種類

商品の紹介 by

ステンドグラスの仕上げにパティーナ処理をする場合が多いと思います。
パティーナは色々な種類がありますね。
コンフィアンスで扱っているパティーナを実際に使ってみました。

ブラックパティーナ2種

 

ブラックパティーナ
「ハンダ部分を黒くする」とカタログでは説明されています。

40201ブラックパティーナ


白い紙に置いて真上から

斜めから

 

ブラックパティーナEX
「定着性が高いブラックパティーナ」と説明されています。


40204ブラックパティーナEX


白い紙に置いて真上から

斜めから

私はEX(2つめ)の方がより黒くなるような気がしてこちらを使ってますが

あまり色に違いはないように思われます。
定着は良いような気はします。

 

 

アンティーク・カッパー3種

 

アンティークゴールド
「アンティーク調のゴールド色に染める」と説明されてます。


40221アンティークゴールド


白い紙に置いて真上から

斜めから

 

アンティックパティーナ
「ハンダ部分を黒っぽい銅色に染める」と説明されています。


40301アンティックパティーナ


白い紙に置いて真上から

斜めから

 

カッパーパティーナ
「ハンダ部分を明るい銅色に染める」と説明されています。


40400カッパーパティーナ


白い紙に置いて真上から

斜めから

 

今回ハンダをした翌日に、パティーナをタオルにしみ込ませてハンダ部分に塗りました。
艶出しと防錆としてポリワックスをタオルに付けて塗っています。
ポリワックスはパティーナ処理後すぐにハンダ部分に塗り、
ガラスクリーナーで軽く拭いてから2時間後くらいにまた膜がでてきますので、
またガラスクリーナーで拭いてからもう1度ポリワックスを塗ってます。
(使い方は商品の裏に書いてあります。)


40711 ポリワックス

 

パティーナ処理後の色は、色付け方法や環境によって多少の誤差はあると思います。
今回の色は、ご参考までにしていただければと思います。

私は、かれこれ25年以上ステンドグラスの制作をしておりますが
ブラックパティーナEXしか使ったことがありませんでした。
他の方の作品をみて、「アンティックパティーナ使ってるんだなぁ」と思ったりはしてましたが
アンティックパティーナ2種とカッパーパティーナの色の違いは正確には分かっていませんでした。
結構な違いがあるんですね。
作品によって使い分けると、幅が広がりますね。

 

Category: 商品の紹介, 各メーカーの紹介・特徴

最後まで見ていただき本当にありがとうございます!皆様の一日一日が素敵で幸せな日々でありますように♪

2 comments on “ステンドグラスハンダ部分のパティーナ仕上げの色の種類

  1. 参考になりました。ありがとうございます。

    • コメントありがとうございます。
      参考にしていただけると嬉しいです。

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