私和泉は、材料販売だけでなくステンドグラスの制作もしております。
そこで、私の使ってる道具を勝手におススメしてみようと思います。
今回はガラス切りの道具です。
まずはガラス切りカッター
こちらは曲線用のカッターです。まぁ、フリーハンド用ですね。
私がこれを好きな理由は、柄の部分が金属なので重量感があり
なんだかしっくりくるからです。
で、おしりの部分はタッピングにも使えます。
ガラスを割り取りづらいときに、カットラインの裏からコンコンって叩くと
割れやすくなりますね。
※タッピングは裏からですよ!
こういう、専用の道具もあります。
14000 マルトリンハンマー
でも、私はガラスカッターのおしり部分で充分かと思います。
(売っている人が言ってはいけない気もしますが。。。)
ガラスカッターって、曲線用しか持ってない人も多いのですが
直線用もあるといいですよ。
こちらはヘッドが大きいので定規に固定しやすいです。
画像は裏面です。ゴムが付いてるので、滑り止めになってます。
使い方はこんな感じ。
この定規は、片側は斜めになって薄いのですが(こちらは線を書く時とかに使うといいですね)
反対側は、厚みがあります。
直線用のガラスカッターはこちらの厚みのある方に固定しながら切ってください。
カッティングオイルも忘れずに!
40600 カッティングオイル 50cc
オイルって重要で、カットラインに入り込んで割りやすくなってると私は思ってます。
どうでもいい話なんですが
普通のガラス屋さんて、灯油使ってるんですって。
驚きですね。匂い大変ですね。
ミシンのオイルでもいいと聞いたことあります。
次は割り取り用のプライヤー
さて、ガラスにカットラインを入れたら割り取ります。
その時の道具はこちら。
このままではちょっと使いずらいんで先をヤスリで削ります。
削り方はこちらにまとめてます。
ステンドグラスの工具「ガラスプライヤー」について
グロージングYTにそっくりな大五郎という渋い名前のプライヤーもあります。
そんなに違いはないのですが、私はグロージングYTの方がすっきりしてて好きです。
つかむ部分がもっとしっかりした方がいいなぁという方はこちらがいいですね。
こちら「わにくち」と読みます。カタカナと漢字を組み合わせられると思わず「わにろ」と読みたくなりますね。
そんな事はさておき掴む部分が平らなので安定してます。
上下が分からなくなる方もいるのですが湾曲してる方が上ですよ。
あと、カットラインは入れたけど上手く割り取れない時ってありますよね。
そんな時はこれがあると便利です!
これはですね、カットラインに合わせて挟んでグッと握るだけで
スーッと割れていくんです。
白い線をカットラインに合わせます。
挟む部分がゴムなんですが、下に山がありますね上に2つ出てますね
それで挟むことによってピシーッと割れていくんですよ。
大判のガラスとかを切る時によく使ってます。
が、最後までこれで挟んで割ろうとすると30cm以上の長さのカットラインですと、途中で変な方向に割れることがあるので
ピシッと10cmくらい割れが入ったら、あとは手で割り取った方が私は安心だと思います。
150mmのコンパクトサイズ。
こちらは小さめのガラスにいいですね。
私は大きいのしか持ってません。
ガラス切りに必要な道具たちのご紹介でした。
ここでご紹介した工具が1番!というわけでは、もちろんありません。
あくまで私和泉の個人的な好みであります。
ご参考にしていただると嬉しいです。