小さな葡萄のステンドグラスランプの作り方です。
このようなデザインにしました。
型紙から自分で描いていきます。
今回のランプで使ったモールドはこちらです。
60001 透過モールドコーン
ステンドグラスは、コパーテープ(銅のテープ)の厚み分なども考慮して
1mmくらいガラスの間を空けなくてはいけません。
ちょうど良いマジックなどで、線をなぞります。
ぐるっと繋がったデザインになってますので
半分で外し、また繋げます。
このように、ぐるりと、繋げて描き上げます。
マジックで書き終わったら、鉛筆の線は消します。
これを2枚コピーして、モールド用(ハンダ用)とガラス切り用の型紙を用意します。
この後、ガラスをカットします。
今回使ったガラスはこちらです
![]() 葡萄の紫 BUF-1105(8×24cm) |
![]() 葉の緑 UG-1431G(12×30cm) |
![]() 枝の茶 ur-65-951(7×8cm)(現在廃番) |
![]() バックのガラス UG-1003S(7×16cm) |
バックのガラスは、たまたま在庫があったものが青みが多い部分でした。
UG-1003Sだとモノによっては紫が強いかもしれないですね。
一応空をイメージしているので、青系のガラスがいいかもです。
カット・テープ巻きが終わったら、モールドに両面テープを貼っていきます。
モールドよりも下が飛び出ているので浮かせるために何か下にかませてください。
ハンダ付けをしていきます。
表が終わったら、モールドから外し、型紙が両面テープでくっついてますので
ゆっくり剥がします。
剥がした時にコパーテープが浮いてしまったら、その都度押えてくださいね。
剥がし終わったら裏面もハンダ付けをしていきます。
キャップはこちらを使用しています。
23001 ベースキャップ2インチ
色つけや配線もしていきます。
ブラックパティーナはこちらを使ってます。
40204 ブラックパティーナEX 100cc
ハンダ部分の酸化防止にこちらがおススメです。
40711 ポリワックス 100cc
今回使ってるランプベースはこちらです。
21630P 葡萄ランプ
このベースは未配線なので細々した配線パーツが必要です。
![]() 22500 6角ナット |
![]() 22202 ループ2024AB |
![]() 22002 ニップル20mm |
![]() 24012 プラスチックソケットE12 |
![]() |
![]() 24100 2mコードプラグ付き |
![]() 24234 クリアー球E12 25W |
配線の時には、コードにループ・ステンドグラス本体・(ここからはステンドグラスの中側になります)6角ナット・ニップル・ソケットの順に通してから配線してください。最後に中間スイッチを付けます。
このベースは、コードが上から出ますので
ベースに巻きつけるようにしてコードの処理をします。
コードを留めるための金具がベースに付いてますので
そこに合わせて、金具で固定します。
塗装がペリッといってしまいましたが、仕方がありません。
消していても、綺麗なガラスを選びました。
でも、電気が付いた方がより美しいですね。
こちらは制作部門のステンドグラス・ビトロのオリジナル商品です。
No.120 葡萄の蔓
モールドと型紙のセットになったオディッセイやコンチスタジオモールドもありますがご自分で描いて作るのも楽しいですよ。
(2015年制作)
(2020年12月更新)